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村の子ビッケ ハンター入門 

フィールドマスターになる
 
「ホーム」と「アウェイ」という別を聞いたことがあるでしょう。勝手の良いホームグラウンドに、敵地アウェイでの激戦、みたいな感じです。
ハンターにもこれはあります。モンハンを始めて、おっかなびっくり雪山を進んでいくと、なんかでっかいのがいる、ぎゃあ!ということで一目散に逃げるわけですが、この辺りアウェイでの狩り、という感じですね。

(只今前半掲載中…笑)

さて、これが中の人の操るビッケともなると日ごと夜ごとに大した用もないのに雪山をウロウロしているわけで、こうなりますともうビッケが雪山の主みたいなもんです。ティガがギャーとか言っても「うちの雪山でなに暴れてんのよ!」みたいな感じになりますな。すなわちビッケにとって雪山は「ホーム」である、「ホーム」になった、と言えるわけです。
 

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おとといきてねー!

こんなホームグラウンド・ホームフィールドを持つと狩りは2段跳びくらいに楽しくなります。何たって自分が「ヌシ」なんですもん。ま、「ヌシ」ではあんまりなんで、ここではフィールドマスターとでもしておきましょうか。
 
あなたにはホームフィールドがありますか?
 
 

5W1H
 
ちょっと面倒なお話を。
「5W1H」というのはジャーナリスティックな文章を書いたりする時に基本として教わることでして、誰が(who)、何時(when)、何処で(where)、何を(what)、なぜ(why)、どのように(how)、どうした、の各要素が揃っていないと説得力のあるドキュメントにならない、ということを表すものです。
 
この各要素というのは、逆から(フィクショナルな側から)見ると「その方向へ」話を広げていける要素でもあります。すなわち通常の狩り、というのは何を(what:モンスター)どのように(how:装備・アイテム)の2項目だけで完結しちゃってるのですね。その他の要素に関してどーなのよ、という点ははいずれ「狩りを作る」で述べますが、ここではひとつ「何処で(where)」に注目してみましょう。
 
例えばティガを狩る、という場合を考えてみますと、現状でははっきり言って何処でも大差ないことをやってる、という感じになります。雪山だろうが砂漠だろうが、寒さ暑さをスキルなりアイテムなりで抑えちゃえば、やることは一緒であとは広い方が良い人もいれば狭い方が良い人もいる、くらいの条件分けになりますな。もう面倒くさいからみんな闘技場で狩れればいいのに、とかいうことになりがちです。
 
これはゲームシステム側がまだフィールド分けの持つ可能性をゲームに活かし切れていない、ということもあるでしょうが、活かし切れていないのはハンター側も五十歩百歩です。生きてる人間ですから、スコアとして右へ左へ行く要素だけが扱える要素ではありません。ゲーム機が扱えるのはそれだけですが、こちらにはでっかくていい加減な「脳みそ」があるのです。
 
砂漠のティガは適当にうまく行っても行かなくてもいーけど、雪山に現れたら容赦しねえ!なぜならビッケは雪山のマスターなんだもんっ!…というやり方だって良いじゃないですか。スコア化できる要素のみを追いかけていくのではできないことへ。今回はそんなお話です。
 
 

素材採取の本質
 
例えばビッケは薬草だろうがアオキノコだろうがフィールドへ出向いて集めてくるわけです。Gクラスビッケなんかは広域回復でアオキノコ換算で40/dayくらいの勢いで消費しますんで、これは中々大変なことです。ちなみにアオキノコはドンドルママップの沼地が良いですね。ドクテングダケとげどく草を併せて集めつつ、現地で、帰って来て錬金発動で一撃20個オーバーのアオキノコが確保できます(笑)。
 

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日々採取

買えばいーじゃん!と毎日のように言われるのですが、これはビッケが(中の人が)ケチンボだからそうしている、というだけではありません。こうしているのはビッケがそのフィールドの「マスター」としての実感を得るために必要なことなのです。あ、上で雪山雪山言ってましたが、今ではもちろんビッケはすべてのフィールドに君臨すべく(笑)、日々あちこち出向いているわけですね。
 
つまるところそれが素材採取の本質です。「買えばいーじゃん」の最果てに、大概のアイテムは一撃で99個買えるようになりました。大変便利ではあるのですが、フィールドの存在感はその分薄れたと言って良いでしょう。極端な話フィールドは闘技場だけで良いじゃんのほとんど一歩手前です(笑)。
 

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生肉が99個買える時代

そんなこと言わないで素材採取もしましょうよ、いやメンドクセーよ、という対立項に、「ちょっとフィールドマスターになってみない?」という視点を。敢えて苦労をするとか、出費を抑えるとか、採取するのが本物だとかウルセーとか、それだけじゃなくて、まずは「ホームフィールド」をひとつ。そしてそのフィールドのマスターへ。そんなのはどうでしょう。
 
 

密林開放(採取スキル)
 
さて、ようやく本筋に戻ります。
前回ドスギアノスを突破して、村☆2が開放されましたね。☆1は雪山だけでしたが、☆2開放で密林と砂漠に行けるようになりました。
フィールドマスターになるための…と言っても最初のうちは実益が伴わないと実感も湧かないでしょうから、この密林という資材の宝庫を舞台に素材採取をバリバリやってみましょう。
 
さて、そのためにまず何を準備するか。ピッケル?虫あみ?
いやいや、ハンターの伝統を甘く見てはいけません(笑)。
 
最初に準備すべきもの、それはレザーライトシリーズ。「防具」です。
 
頭:レザーライトヘルム
胴:レザーライトメイル
腕:レザーライトアーム
腰:スキンライトベルト
脚:グリーンジャージー
 

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ひょっとしたら一番長持ちする防具

という感じで揃えてみますと「採取+1、運搬の達人」のスキルがつきます。腰をレザーライトでなくスキンライトにしているのに注意。こちらの方が「採取」のスキルポイントが多いんですね。
さらにここで「装飾品」で「採取珠」をこさえまして、上のお好みのスロットにひとつ突っ込みますと、スキル採取+1が採取+2になります。「採取珠」の作製にはドスビスカス・カクバッタ・水光原珠が要りますので、農場の運営もしっかり。ドスビスカスは「赤の種(3%)」「緑の種(6%)」を畑に植えることでまれに手に入るという代物です。
 
各防具とも必要な剥ぎ取り素材は「ガウシカの毛皮」だけなので作製には問題ないでしょう。採取珠は上にあげた素材が集まったら作れば良い、という感じではじめは採取+1でも良いでしょう。
 
で、この採取スキル。こりゃ一体なんなのかということを。
 
フィールド上の採取ポイントというのは「最低入手数」と「最大入手数」というのが決まっていまして、最低入手数を超えると毎回16%の確率で「これ以上は何もないようだ」を引く可能性が発生。これを引いたら最大入手数以前に終了、という仕組みになっています。採取スキルというのはこの「何もないようだ」を引く確率が+1で9%に、+2で3%に減少する、というスキルなのです。要するに採取+1<+2とスキルがついてるとたくさん採れるし、たくさん掘れる、ということです。
 
では、とりあえずそのくらいを用意しまして、密林へ赴きましょう。 

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