時々武器の中には生意気なヤツがいまして、こちらの立ち回りに注文つけてきたりします。
この双影剣もそんな武器。ヤツは言いました。
「乱舞なしで使ってみ？」
あはん？上等じゃん？使ってやろうじゃん？
てなわけで中の人にとって双影剣とは「乱舞を封印した双剣の立ち回り」を工夫するための武器になったのでした。
上等じゃーん、とか思っちゃったらもう中の人の思惑はあさっての方向へスパイラルを描きつつ飛び立ってしまいます（笑）。このツインダガースタイルときたら防具はハンターUしか無いでしょ。んで、乱舞無し双剣を活かすスキルといったらやっぱ匠でしょ。でもハンターUには匠は１ポイントも付いてないでしょ。
そんなわけで双影剣の３スロットにアカム・上位クシャル素材まで必要な「名匠珠」をはめるのを皮切りに、「名匠珠」「匠珠」を贅沢にぶち込みまくって双影剣専用防具「匠ハンターU」を大・作・製！喝ッ！
既にハンターU自体が２着目なんじゃあとか、そんなのカンケーねー！
いやまじめな話。双剣の最大の特徴は、乱舞による瞬発的な爆発力である、というのが一般的な見解なんだろうと思います。んが、乱舞でない双剣の立ち回りはなんといっても「美しい」のです。
乱舞無しで立ち回りたい。双剣使いなら誰でも一度はそう思うのではないでしょうか。
そこでこの双影剣。氷属性のエフェクトは、音といい飛び散る氷片といい、乱舞でない双剣の立ち回りの美しさをさらに際立たせます。
さて、どこから手を付けましょうか。村クックから？それとも☆８黒ディアに挑んでみますか？
どこからでもいい。自分の力より少しだけ上のクエストから。もちろんランポスからだってかまわない。
こうして、また一つの新しい「モンスターハンター」が始まります。
ゲーム自身のオープニングなんて、数えきれない「始まり」の一つにすぎません。アカム討伐も、祖龍討伐も、無数の「ケリ」のたった一つなんです。
もちろん、どの武器が何を語りかけてくるか、それはハンターそれぞれです。
時々自分の部屋で、武器を背負ってじっくり見てみましょう。なんか言ってくるかもですよ？
もしそんなヤツと出会えたら、そのハンターの狩りの日々は上々である、と言えるでしょう。
